FRIのサステナビリティ

資産運用会社社長より皆さまへ

環境省によりますと、このまま有効な対策をとらずに地球温暖化が進行すると、2100年の東京の夏は40度を超え、台風の風速は最大90メートルに上ると予測されています。気候変動がもたらす近年の豪雨や台風の様子からしますと、予測は絵空事ではなく現実に起こりうる危機であると感じられます。
私たちが日々活動している地球や社会が環境的に健全な状態で存在し、かつ私たちのビジネスがサステナブルに成長し続けるために、商業施設を保有運営する本投資法人、資産運用会社として、CO₂排出量の削減につながる環境負荷低減施策を推進して参ります。

今後も変化が連続していく社会においては、同質な組織ではなく、多様性がより重要な組織のあり方になると思います。
資産運用会社役職員は約半数が女性で、メンバーのこれまでのキャリアも多様です。日頃から風通しよく意見を交わし合える闊達な社風が新たな発想の原点であると考えています。
また、組織を支える一人ひとりの社員とその家族にも目を向け、やりがいを感じながら、いきいきと健康的に働ける環境を整えることは重要な経営課題のひとつであると考えています。私たち資産運用会社がサステナブルな存在であるために、社員の健康の維持向上につながる健康経営への取組みを、社員と一体となって推進して参ります。

ガバナンス体制の強化につきましては、コンプライアンスとリスク管理を念頭に置いて、意思決定の透明性を重視しています。また、積極的なIR活動を通じて投資家の皆さまとの対話を強化することにより、外部に対しても透明性のある体制を維持して参ります。

フロンティア不動産投資法人では、今後とも不動産投資運用におけるESG課題への取り組みの一層の充実とその実績の適切な開示により、ステークホルダーの皆さまとのサステナブルな関係を構築し、中長期的な投資主価値向上という使命を果たすことに努めて参ります。今後とも変わらぬご支援、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

三井不動産フロンティアリートマネジメント株式会社
代表取締役社長 小野 伸太郎

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