FRIのサステナビリティ

本投資法人の資産運用会社である三井不動産フロンティアリートマネジメント株式会社は、2015年2月に「サステナビリティに関する方針」を制定しました。本投資法人は社会・経済の発展と地球環境の保全に貢献すべく資産運用会社と協働して取組んでいきます。

環境負荷の低減

  1. 省エネルギー等を通じたCO2排出削減
    運用における節電や省エネルギー対策を推進するとともに、省エネ等に資する設備の導入を図り、CO2排出削減に貢献します。また、来る脱炭素社会への適応に向け、再生可能エネルギーの活用等によりポートフォリオの低炭素化・脱炭素化に取組みます。
  2. 水環境の保全と省資源・廃棄物削減
    省資源・循環型社会の実現に貢献するため、節水に資する機器の導入や3R(リデュース、リユース、リサイクル)に取組みます。
  3. 有害物質削減と安全衛生
    商業施設の運営によって生じる有害物質や環境汚染を限りなく低減するとともに、建物空間の環境品質を適切に管理し、テナント従業員や来場者の健康安全衛生を増進する取組みを推進します。
    同時に、建物利用者の「安心・安全」の確保のために、大規模地震や激甚化する気候関連災害(台風・洪水等)への備えを一層充実させる取組みを進めます。

様々なステークホルダーとのサステナブルな関係構築

  1. DEI(Diversity:多様性、Equity:公平性、Inclusion:包摂性)
    多様な価値観・才能・ライフスタイルを持った役職員が、それぞれの持てる力を最大限に発揮するための組織づくりを進めます。運用資産においては、DEIを考慮したサステナブル選定要領を策定、周知し、様々なステークホルダーとともにDEI意識の向上を図ります。
  2. 地域コミュニティとの共生・連携
    人や情報の交流の場を提供し、地域活性化への貢献を図るベく、「地域コミュニティの核」となる商業施設の運営を目指します。
  3. 三井不動産グループ及びテナント等との協働
    三井不動産グループやテナント企業と協働して快適かつ環境に配慮した商業空間の創出に努め、顧客満足度の向上や、来客者のサステナビリティ配慮意識の醸成等を目指します。また、不動産運用に係る業務委託先や、物品調達等の取引先に対しても、ESGの要素を選定基準のひとつに位置づけ、サステナビリティ配慮の実践を求めていきます。
  4. 役職員への取組み
    環境研修を含む体系的な教育・啓発活動や、多様な働き方の支援により、役職員の環境意識や能力の向上とワークライフバランスの実現に努めます。また、環境整備やコミュニケーション機会の創出を通じ、従業員のエンゲージメント向上を推進します。
  5. 投資家との信頼関係の構築
    投資家の皆さまとの信頼関係を構築するため、財務情報の適切な開示に加え、環境・社会を含む非財務情報についても、可能な範囲で積極的かつ速やかな開示を行っていきます。

ガバナンス体制の整備

  1. コーポレートガバナンス構造の明確化
    意思決定の透明性を確保するため、意思決定プロセスの開示及びトレーサビリティの確保を重視するとともに、コンプライアンス意識の徹底、リスク管理の徹底に努めていきます。
  2. コーポレートガバナンス体制の強化
    ガバナンス体制の強化を図るため、役員会における多様性、体制の整備を追求していきます。

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